教育基本法に「愛国心」


                                   評価67%                  

 読売新聞1月28日付の2面の見出しです。読んでみました。
 「新しい教育基本法では、教育の目標の中に、「愛国心」が盛り込まれ、「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養う」と定められました。あなたは、愛国心が盛り込まれたことを、評価しますか、評価しませんか」という設問で、「大いに評価する」が27.5%、「多少は評価する」が39.1%、合わせて67%というわけです。
 もうひとつ、こういう設問がありました。
 「新しい教育基本法では、このほかに、子どもの教育について保護者の責任を明記し、教育の理念として公共の精神を尊ぶことも盛り込まれました。あなたは、新しい教育基本法を、全体として、評価しますか、評価しませんか」
     大いに評価する  31.1%
     多少は評価する  43.8%      合計75%

 こういう記事を読めば、今回の教育基本法の改定を、国民は支持している、という結論にならざるをえません。だけど、
 「新しい教育基本法では、いままでとちがって、時の政権が教育を直接コントロールできるという原則が盛り込まれました。あなたは、このことを評価しますか、評価しませんか」
 という問いをなぜしないのでしょう。そういう設問があれば、結果はまったく違ったものになるでしょう。
 いかにも公正であるかのように装いながら、こういうやり方で国民の頭脳をあやつってゆく。
 読売新聞に限らず、いまの一般商業マスコミは、こういう役目を果たしているのだということを、私たちは片時も忘れてはならないと、改めて思いました。